「はぐれ刑事」

1970年~1979年
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刑事の胸に埋め込まれた一発の弾丸。
常に心臓に向かって動いている……。

 

 

 

 

放送期間:1975年10月7日~1975年12月30日 全13話
放送時間:毎週火曜、21:00~21:54
放送局:日本テレビ系
脚本:尾中洋一、山田正弘、下飯坂菊馬、他
主演:平幹二朗、沖雅也、田中邦衛、ホーン・ユキ、夏純子、火野正平、浅茅陽子、小沢栄太郎

主題歌」「陽かげりの街」   唄・演奏:ペドロ&カプリシャス

 

【 解 説 】

  いつ死に追いやるかもしれない一発の弾丸が胸に埋め込まれている風間刑事(平幹二朗)の活躍を描く。

 衝撃的な死で伝説となった俳優・沖雅也の”幻の傑作”と評価の高い作品。

  「はぐれ刑事」シリーズの原点ともいえる本作品は、事件や犯罪を追う刑事ドラマとしてだけでなく、人間の生き様を描いた奥行きのあるヒューマン・ストーリーとして、見るものの心を打つ秀作だ。
 また、主演の平幹二郎や、故・沖雅也、田中邦衛といったレギュラー陣に加え、桃井かおりや泉ピン子などの名優や女優が多数出演。

 ペドロ&カプリシャスが歌う主題歌「日翳りの街」が、哀愁溢れる作品世界を一層際立たせている。

 

【 内 容 】

 下町生まれの下町育ちで、この街と、そこに住む人々をこよなく愛する刑事・風間史郎(平幹二郎)。

  出世や地位、名誉などには目もくれず、マイペースな姿勢を貫いて地道に捜査に取り組むのが原因で、エリート刑事であることを自負する影山(沖雅也)と衝突することもしばしばだ。  影山刑事(沖雅也)の誤射した弾丸を胸に受けた風間刑事(平幹二朗)は、新人の影山刑事(沖雅也)を庇って弾丸摘出を拒み続ける。

 だが、銃弾が、徐々に心臓に向かって動いているというのだ。  自らの体内に”死”と隣り合わせの爆弾を抱えながらも、一日一日を懸命に生き、職務を遂行する風間。

  そんな風間の真摯な姿に触発され、やがて影山も真の刑事として成長してゆく。  その弾丸が遂に右胸を潰したことを知った影山刑事(沖雅也)は、自分の弾丸であることを知り、辞表を提出する。

  胸の弾痕が悪化して死ぬのかと思いきや、最終回を前にして弾丸は摘出される。  最終回で、友人のために殺人を犯した身内を逮捕することとなった影山刑事(沖雅也)は、刑事として成長を遂げたが、半狂乱となった友人(市毛良枝)に逆に撃たれてしまう。

  早朝の浅草演芸ホール前で、なぜ撃った・・・死にたくない・・・と言って息を引き取るシーンは必見。

  太陽にほえろ!のスコッチ病死のシーンの原型が見え隠れするドラマ。

 

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