「横溝正史シリーズⅠ・獄門島」

1970年~1979年
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「俺が生きて帰らなければ、3人の妹達が殺される…。」

 

 

 

 

 

 

 

放送期間:1977年7月30日~8月20日 全四話
放送時間:毎週土曜、22:00~22:54
放送局:TBS系
原作:横溝正史
監督:斎藤光正
脚本:石松愛弘
出演:古谷一行、中村翫右衛門、河原崎国太郎、金子信雄、滝沢修、梶原惠、立枝歩、萩奈穂美、三善英史、浜木綿子、富田仲次郎、島村佳江、角野卓造、仲谷昇、葉山葉子、江幡高志、三遊亭若円遊、有島一郎、河原崎長一郎

【 解 説 】

  金田一耕助は戦友の鬼頭千万太の訃報を鬼頭一族に知らせるために、彼の故郷である獄門島を訪れるが…。

 金田一は獄門島を離れる際、早苗に「島を出て一緒に東京へ行きませんか」とプロポーズとも取れる言葉を掛けている。 しかし、早苗は島に残る決意を固めており、金田一は振られてしまうという結果に終わっている。
 また、この事件の謎を解くのに極めて重要なキーワードが、ある差別用語と同音(字は違う)のため、下記の1970年代製作のドラマや映画が後年テレビ放送された際、音が消されたり「ピー音」がかぶせられたりして、原作未読の視聴者にとっては何故金田一が謎を解けたのか、訳の分からない展開となってしまった事がある(DVD等ではオリジナルのまま収録されている)。
 近年のドラマ化作品では、謎解きを原作と異なる形にすることでキーワードが登場しないように改変されている。

前作:悪魔が来りて笛を吹く

次作:悪魔の手毬唄

 

 

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【 内 容 】

 終戦から1年経った昭和21年9月下旬。金田一耕助は、引き揚げ船内で死んだ戦友・鬼頭千万太(きとう ちまた)より託された遺書を届けるために瀬戸内海に浮かぶ彼の故郷・獄門島へと向かった。 そこは封建的な古い因習の残る孤島で、島の漁師たちの元締めである鬼頭家の本家・本鬼頭と分家・分鬼頭が対立していた。金田一には、彼が息絶える前に残したある言葉が気に掛かって仕方がなかった。
 「俺が生きて帰らなければ、3人の妹達が殺される…。」金田一が島を訪れ遺書を届けたその日を境に、その島で凄惨な連続殺人事件が次々と巻き起こり始める・・・。

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