「横溝正史シリーズI・三つ首塔」

1970年~1979年
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「金田一耕助に気を付けなきゃ・・・警察よりあの男が怖い」

 

 

 

 

 

 

 

放送期間:1977年5月28日~6月18日 全四話
放送時間:毎週土曜、22:00~22:54
放送局:TBS系
原作:横溝正史
監督:出目昌信
脚本:岡本克巳
出演:古谷一行、佐分利信、米倉斉加年、真野響子、黒沢年男、大関優子、小池朝雄、三原葉子、ピーター、小松方正、殿山泰司、岡尚美、野村昭子、長門勇、早川保

【 解 説 】

  この作品は、ヒロイン音禰による回想手記の形をとっている。 そのため『八つ墓村』同様、金田一耕助の出番は少ない。つねに合理的解決を厳守する横溝正史としては、やや珍しい終わり方をする。

前作:本陣殺人事件

次作:悪魔が来りて笛を吹く

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【 内 容 】

 13歳のときに両親を亡くし、伯父の某私立大学文学部長で英文学者である上杉誠也にひきとられた宮本音禰(みやもとおとね)は、昭和30年9月17日、突然、遠縁に当たる佐竹玄蔵老人の百億円に近い財産を、高頭俊作という見知らぬ男と結婚することを条件に譲られることになっていることを告げられる。

 その1ヵ月後の10月3日。 上杉伯父の還暦祝いの夜は、宮本音禰にとって、莫大な遺産相続を巡ってひき起こされた連続殺人事件の流血の海へ、足を踏み入れた呪わしい最初の晩となるのであった。
 そしてその連続殺人事件は、玄蔵老人が、かつて死に追いやった2人の男と自らの合せて3人の首を供養するために建てたという蓮華供養塔「三つ首塔」に起因していた…。

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