「横溝正史シリーズI・本陣殺人事件」

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「あれ? 今、琴の音が聞こえませんでしたか?」
「? 風の音じゃないか?」

放送期間:1977年5月7日~5月21日 全参3話 
放送時間:毎週土曜、22:00~22:54
放送局:TBS系
製作:毎日放送,映像京都,三船プロダクション
原作:横溝正史
監督:蔵原惟繕
脚本:安部徹郎
出演:古谷一行、佐藤慶、荻島真一、真木洋子、内藤武敏、西崎みどり、淡島千景、北村英三、松村康世、草野大悟、野村昭子、長門勇、菅貫太郎

【 解 説 】

  それまで日本家屋には不向きとされていた密室殺人を戦後初めて描いた作品として知られる。また日本の名探偵の代名詞といえる金田一耕助のデビュー作でもある。

 第二次世界大戦中は軍の指示によって探偵小説は禁止されていたのが、終戦によって可能になったと考えて、夢中で書いた、と作者が語っている。横溝の戦後最初の作品である。密室トリックについては、シャーロック・ホームズ・シリーズの『ソア橋』との共通性が指摘される。

しかし、それに関わる小細工のすべてを琴に結びつけることで怪奇色を演出する。また、田舎町の本陣という日本の古い伝統を背景に置くことで重苦しく怪しい雰囲気を作り上げる。これらは後続の大作『獄門島』や『八つ墓村』に引き継がれ、より大きく発展させられた。

 金田一が推理に行き詰まると逆立ちをするという癖は、このシリーズ独自の設定である。

 かつて本陣として栄えた一柳家当主の婚礼の夜、新郎新婦は無残な惨殺死体となって発見された。

 果たして、金田一耕助はこの密室殺人事件の謎を解くことが出来るのか…。

前作:犬神家の一族

次作:三つ首塔

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【 内 容 】

 昭和12年11月25日、旧本陣の末裔・一柳(いちやなぎ)家の屋敷では長男・賢蔵(けんぞう)と久保克子(くぼかつこ)の結婚式が執り行われていた。
 式には一柳家から糸子(いとこ・賢蔵の母)、三男・三郎(さぶろう)、長女・鈴子(すずこ)、良介(りょうすけ・賢蔵の従兄弟)と久保家から銀造(ぎんぞう・克子の叔父)が顔を揃えていた。 式は、鈴子が琴を披露するなどして、何事もなく終了した。

 その夜遅く、屋敷内に只ならぬ琴の音が響き渡った。銀造らが夫婦の寝室である離れへ行ってみると、夫婦が布団の上で血塗れになって死んでいた。 だがそれだけではなかった。

 庭の中央には血塗られた日本刀が卒塔婆の様に刺さっており、周囲には足跡一つない。 周りに降り積もった雪のために離れは完璧な密室状態となっていたのだ…!

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