赤いシリーズ第八弾。
「人間が愛を持っている限り、愛のために徹底的に生きる限り、決して不幸にはならない」というテーマで描き抜くロマン。
製作:大映テレビ
放送期間:1979年11月30日~1980年3月28日
放送時間:毎週金曜、21:00~21:55
放送局:TBS系
脚本:安本莞二
出演:松村達雄、淡島千景、大石吾朗、榊原るみ、石立鉄男、岡まゆみ、柴田恭兵、能瀬慶子、仲谷昇、近江麗江、河原崎長一郎、緒形拳、宇津井健
【 解 説 】
柴田恭兵、能瀬慶子のフレッシュコンビ。
男は哀れな娘に愛を感じ、娘も心優しい青年に愛情を覚える。
しかし、娘の過去が全て分かった時、その愛はどうなるのか。
娘はが何者なのか不安に感じながらも、記憶を取り戻すために必死の努力を続ける。
破局を思いつめながら進行する愛。ミステリアスな哀しみと恐怖にあふれた愛が展開する。
【 内 容 】
豆腐屋を営む大野夫婦(松村達雄・淡島千景)は、店を継いで欲しいと3人の息子たちに期待するが裏切られてばかり。
そんな折、三男の警官・真(柴田恭兵)は、池に身を投げようとしていた娘(能瀬慶子)を助けた。
彼女は記憶を全く失っていて、自分の名前すらわからない。
血だらけの彼女に真は異様な犯罪の匂いをかぎとるが、娘は何らかの恐怖におびえて真から離れようとしない。
真は親切心から実家に娘を連れて行き、しばらく預かってほしいと両親に頼み込む。
真の頼みは受け入れられ、大野家で暮らすことになった娘だったが、早速、豆腐屋の周りを怪しい男(緒形拳)がうろつき始める。
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