「赤い運命」

1970年~1979年
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赤いシリーズ第三弾。
運命の悪戯により、養護施設で互いの父親に取り違えられたふたりの娘を軸にした愛憎劇。

 

 

 

 

製作:大映テレビ
放送期間:1976年4月23日~1976年10月29日 全29話
放送時間:毎週金曜、21:00~21:55
放送局:TBS系
脚本:佐々木守
演出:降旗康男
出演:宇津井健、山口百恵、南条豊 、三國連太郎 、秋野暢子、志村喬、岸田今日子、前田吟、有馬稲子、木内みどり、池部良
受賞:第9回テレビ大賞 優秀個人賞
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主題歌:「赤い運命」 歌:山口百恵

 

【 解 説 】

 伊勢湾台風の影響で、生まれた子どもが取り違えられ運命の歯車によって翻弄される二人の娘役を山口百恵、秋野暢子が熱演!百恵はこのシリーズの好演が認められ、第9回テレビ大賞優秀個人賞を受賞。
 前作の「赤い疑惑」でコンビを組んだ三浦友和に代わって、映画「エデンの海」で共演した南條豊が相手役を務め話題となる。
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 2005年10月4日~10月6日にTBSで放送された、上記のドラマのリメイク版。
 また、リメイクの他にも、原作に無かった2005年の直子といずみがそれぞれの父、英次と信人(共に2004年に死去した設定)の一周忌に行くシーンも製作された。
 主演:綾瀬はるか。

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 主題歌:「赤い運命」 歌:大竹佑季
 綾瀬はるかは当時山口百恵が所属していたホリプロで活躍している人気女優。

 三日間連続放送でテレビ局側も力を入れて放送したのにも関わらず視聴率は低迷し、第一回目の放送を翌日の2時から急遽再放送したところ、視聴者からクレームが来る始末であった。
 この時もう既に、「山口百恵は越えられないんだ」と嘆く当時を知る人達が騒ぎ始めた。
 これにより、深田恭子が出演する予定だった赤い衝撃が急遽却下され、新シリーズ赤い奇跡を放送することになった。

 

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【 内 容 】

  昭和34年9月26日に上陸した伊勢湾台風で、東海地方は大きな被害をうけた。
 そのとき、吉野信人(宇津井健)の妻、世津子(岸田今日子)と生まれたばかりの娘・いづみ(山口百恵)が行方不明になった。

 名古屋の実家で出産した世津子は、東京の夫のもとに娘を連れて帰る途中の出来事だった。

 その日から17年、吉野信人は、行方のわからぬ妻子の事を心の底に秘めつつ、東京地検の中堅検事として多忙な日々を送っていた。

 一方、行方不明になった娘・いづみは、孤児として養護施設で若杉京子と名づけられ、明るく元気に成長していた。
 そして、世津子は、記憶喪失のまま、大竹由美子として、家庭を築いていた。
 ある日、父娘を引き合わせる事件が起きるが、それをきっかけに更に「運命」はいたずらをする。
 父娘が真実にきづくのはいつなのか?そして記憶を失った世津子・・・。

 

 

 

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