「陽あたり良好!」

20120803163316

未亡人下宿・・・・・・オトコノ子・オンナノ子・・・・・・ムフッ

放送期間:1982年3月21日~9月19日 全19話
放送時間:毎週日曜、20:00~20:54
放送局:日本テレビ系
原作:あだち充
出演:竹本孝之、伊藤さやか、木内みどり、岸部一徳、柳生博
主題歌:「とっておきの君」 歌:竹本孝之

【 解 説 】

 「タッチ」、「ナイン」、「みゆき」と、常に爽やかで瑞々しい少年少女の感情を淡々と描いて、独自の世界を構築し続けるあだち充。「陽あたり良好」はその原点ともいうべき作品。

岸本かすみ役は当初は違う女性アイドル(沢村美奈子)が起用されていて、それで製作発表、および第一話の撮影もされ始めていたが撮影中に所属のレインボー側スタッフが撮影スタッフとトラブルを起こして降板。
 急遽、資生堂のイメージガールだった伊藤さやかが抜擢された。伊藤の述懐によれば、出演依頼のあった翌日には彼女の撮影がもう始まったらしい。

 裏番組が大河ドラマ『峠の群像』に『西部警察 PART-II』と強力なラインナップであったため、思うようには視聴率は得られなかった。
 あだち充作品の初の映像化だっただけに、ファンからは惜しまれている。
 日曜夜8時の時間枠は、『俺たちの旅』、『西遊記』を生みだした日テレ伝統のドラマ枠であり、同枠での久々の学園ドラマものであったがこの作品で終了してしまう。
 以後、『久米宏のTVスクランブル』、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』などのバラエティ番組へと移行した。

 主人公・勇作は、長崎出身(主演の竹本孝之の出身でもある)で兄・晋作がいるというものや、原作ではただ暗いだけで謎のキャラクターだった相戸誠が、こちらでは医学部を目指す秀才として描かれているなどかなりドラマ独自の設定がなされている。

【 内 容 】

 ・岸本かすみ
 主人公。叔母の管理する下宿「ひだまり」に居候し、明条高校に通う。村田克彦と付き合っているが、風呂場で出会った勇作が次第に???な存在に…。
 ・高杉勇作
 下宿「ひだまり」3号室の住人。岸本かすみのクラスメートで、応援団に所属。
 一生懸命な奴を応援するのが好きな根っからの応援団。第1部では怪我で入院したセンターの代役を務める。
 ネコの「退助」(百円札の肖像に使われた板垣退助にちなむ。“大安売り”の札を付けて捨てられていたところを引き取り、代わりに100円玉を投げ込んでおいた事から。)を飼っている。
 ・有山高志
 下宿「ひだまり」2号室の住人。当初は名城高校サッカー部でゴールキーパーを務めていた。
 第1部では勇作に抜擢されてキャッチャーを務める。関圭子に片思い。
 ・美樹本伸
 下宿「ひだまり」4号室の住人。二枚目だがスケベ。関圭子に片思いし、野球部のサードを務める。
 趣味は天体望遠鏡を使ったのぞき。
 ・相戸誠
 下宿「ひだまり」1号室の住人。原作ではストーリーにあまり関与しない謎の存在だったが、ドラマ版では医学部を目指す秀才としてオリジナルエピソードが存在した。
 ・村木克彦
 かすみの恋人。千草の甥だが、亡夫の兄の息子であるためかすみとの血縁は無し。
 作品中では海外に滞在し、1度だけ帰国して登場。
 ・水沢千草
 岸本かすみの叔母。夫に先立たれ、自宅を男子学生専用の下宿にする。
 ・関圭子
 明条高校野球部部長:真人の妹。勇作に想いを寄せる。
 ・関真人
 圭子の兄。弱小明条にいながら甲子園を目指すエース。
 ・退助
 高杉勇作が路上で“手持ちの全財産”(100円)をはたいて買ったネコ。名前の由来は旧百円札の図柄から。

 叔母の経営する下宿屋、ひだまり荘に居候する高校生の岸本かすみ(伊藤さやか)と、ひだまり荘の住人で同じ高校に通う高杉勇作(竹本孝之)の揺れ動く心を中心に展開する恋と友情の物語……。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク