「飢餓海峡」

1970年~1979年
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昭和29年9月26日、青函連絡船の遭難事故と、同じ日に起こった事件の接点と謎…。




【 データ 】

放送期間:1978年9月2日~1978年10月21日
放送時間:毎週土曜、22:00~22:54
放送局:フジテレビ系 「ゴールデンドラマシリーズ」(土曜22:00 – 22:54)枠
制作:フジテレビ、バリアンツ
企画:今村昌平
監督:恩地日出夫、浦山桐郎
原作:水上勉
出演:若山富三郎、藤真利子、山崎努、長谷川初範、八木昌子、浜村純、三条泰子、殿山泰司、森本レオ、村野武範、多々良純

【 解 説 】

 悪辣な犯罪を鋭く描いた水上勉の社会派推理小説を、映画界の巨匠たちがテレビドラマ化。 貧苦のどん底から這い上がった食品工業社長の犯罪を鋭く描く。

 執拗に犯人を追う刑事には若山富三郎、事件を闇に葬り事業家として成功する犯人には山崎 努、そして犯人を想い続ける娼婦には藤真利子があたり、10年に及ぶ大河ドラマを紡ぎだす。 また、殿山泰司、森本レオ、村野武範、多々良純など、豪華キャストたちが脇を固めている。

当初主人公の妻役には多岐川裕美が予定されていたが、ヌードシーンを拒否、降番し、藤真利子に交代した。藤真利子は本作ほかの活躍により1978年度ゴールデンアロー賞放送新人賞を受賞した。

「監督は当初、浦山桐郎監督と前田陽一監督が予定されており、多岐川裕美のロケ中の降板後、代役に藤真利子を選んだのは東京に残っていた前田監督である。前田監督はその後、別の映画の仕事が入ったため降板し、蔵原惟繕監督が後任に決まるが、蔵原監督も降板し、最終的に恩地日出夫監督が担当することになった。

関連作品

1988年 リメイク版
1988年10月7日
    第15回放送文化基金賞を受賞。
映画:1965年




【 内 容 】

 ある台風の日、北海道では質店一家惨殺事件が、その直後に青函連絡船の事故が発生。 事故の死体収容にあたった函館警察の弓坂刑事は、身元不明の二つの死体がどこか別の場所から流れて来たものと推測する。 同じ頃、酌婦の杉戸八重は一夜を共にした犬飼という男から大金を渡された。 犬飼は去ったものの、八重はその恩人への感謝に、大金を包んであった新聞と自分が貸して犬飼が使った安全剃刀を肌身につけて持っていた。

 その後、弓坂が八重に不審な男について尋問するが、八重は犬飼をかばって何も話さなかった。 そして、八重は酌婦をやめて去っていき、行方は杳として知れなかった。 それから十年、八重は舞鶴で心中死体となって発見された。 東舞鶴警察の味村刑事が女の懐中から舞鶴のデンプン工場主樽見京一郎が、刑余更生事業資金に三千万円寄贈したという新聞の切り抜きを発見し、事件は急転する。

 

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