北が 死に場所なら・・・
南は 生きる場所・・・
放送期間:1978年1月8日-12月24日(全51回)
放送時間:日曜20:00-20:45(45分)「NHK大河ドラマ」
放送局:NHK
制作:NHK
原作:城山三郎
俳優:市川染五郎,松本幸四郎,栗原小巻,林隆三,根津甚八,川谷拓三,江藤潤,夏目雅子,名取裕子,竹下景子,鹿賀丈史,島田陽子,内藤武敏,津川雅彦,児玉清,志村喬,宇野重吉,近藤正臣,藤村志保,十朱幸代,高橋幸治,緒形拳,丹波哲郎,鶴田浩二,松本幸四郎
語り手:梶原四郎アナウンサー
受賞:
公式HP:
【 解 説 】
NHK大河ドラマ第16作。6代目 市川染五郎(現・松本幸四郎)主演。
信長・秀吉・家康とめまぐるしく権力者がかわるもとで、自由都市・堺とフィリピン・ルソンとの海外交易を開いた男のドラマ。
安土桃山時代にルソンに渡海し、貿易商を営むことで巨万の富を得た豪商・呂宋助左衛門(ドラマ内では助左または納屋助左衛門と呼ばれている)と泉州・堺の町の栄枯盛衰、今井宗薫の妻・美緒をめぐる今井宗薫と助左衛門らの争いを描いた作品。
大河ドラマとして初めて海外ロケをフィリピンで行い、フィリピン人俳優も出演したことが特筆に値する。過去の日比関係などから実現は困難視されたが、前作「花神」のスタジオ見学に来たマルコス大統領の娘アイミーが、母親のイメルダ大統領夫人に手紙を書いたため、大統領とフィリピン観光省の協力が得られることになった。ロケは、ルソン島北部のサン・エステバンで2週間に渡って行われた。フェンシングなどスペイン人が使用する武術の考証も徹底された。
配役は六代目市川染五郎を主軸にベテラン俳優を歴史上の重要人物に振り、一方では状況劇場を主宰する唐十郎やその当時の妻・李礼仙、そして劇団所属の根津甚八や川谷拓三などのテレビ新顔が主要登場人物を占めるという方式を採用した。なお本作では、1965年放送の大河ドラマ『太閤記』で特に人気が高かった豊臣秀吉役の緒形拳と織田信長役の高橋幸治を再び同じ役で配して、過去の作品との関連性を前面に打ち出している点も注目された。
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