『となりのトトロ』

1980年~1989年
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「このへんな生きものは まだ日本にいるのです。たぶん。」( 糸井重里)

 

 

 

 

 

 

 

日本公開:1988年4月16日
製作国:日本
製作:徳間書店
配給:東宝
ジャンル:アニメ
監督:宮崎駿
声優:日高のり子、坂本千夏、高木均、糸井重里、島本須美
オープニング:『さんぽ』 歌:井上あずみ
エンディング:『となりのトトロ』 歌:井上あずみ
受賞歴:第3回AVA国際映像ソフトフェア ビデオ部門アニメビデオ賞
     第12回山路ふみ子映画賞 映画賞
     第13回報知映画賞 監督賞
     1988年度キネマ旬報ベストテン 日本映画ベストテン第1位、読者選出日本映画ベストテン第1位、読者選出日本映画監督賞
     1988年度毎日映画コンクール 日本映画大賞、大藤信郎賞
     第29回優秀映画鑑賞会会員選出ベストテン 日本映画第4位
     第31回ブルーリボン賞 特別賞  他…

【 解 説 】

  宮崎駿監督の存在を一般に知らしめた作品。

 高度経済成長によって失われる前に存在した日本の自然の美しさと、子供にしか見えない世界の不思議さと怖さとを想像力豊かに描き、観客の郷愁を呼び起こして国民的な人気。

他人への優しさを忘れない人々、両親の言葉ひとつひとつに込められた愛情、何げない日常の1コマがドキドキするものに変わるその瞬間。 どの場面を見てもみずみずしく、そして懐かしい。

 トトロの姿に子どもは目を輝かせ、大人は心が洗われる、まさに世代を超える名作。

 

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【 内 容 】

 小学3年生のサツキと五歳になるメイは、お父さんと一緒に都会から田舎の一軒屋にと引っ越してきた。 それは退院が近い入院中のお母さんを、空気のきれいな家で迎えるためだった。

 近くの農家の少年カンタに「オバケ屋敷!」と脅かされたが、事実、その家で最初に二人を迎えたのは、“ススワタリ”というオバケだった。

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 ある日、メイは庭で2匹の不思議な生き物に出会った。 それはトトロというオバケで、メイが後をつけると森の奥では、さらに大きなトトロが眠っていた。 そして、メイは大喜びで、サツキとお父さんにトトロと会ったことを話して聞かせるのだった。

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 一家が新しい家に馴染んだころ、サツキもトトロに遭遇した。 雨の日の夕方、サツキが傘を持ってバス亭までお父さんを迎えに行くと、いつの間にか隣でトトロもバスを待っていた。 しばらくするとオバケたちを乗せて飛び回る大きな猫バスがやって来て、トトロはそれに乗って去って行った。 サツキとメイはトトロにもらったドングリの美を庭に蒔いた。 その実はなかなか芽を出さなかったが、ある風の強い晩にトトロたちがやって来て一瞬のうちに大木に成長させてしまった。 お母さんの退院が少し延びて、お父さんが仕事、サツキが学校に出かけた日、メイは淋しくなって一人で山の向こうの病院を訪ねようとするが、途中で道に迷ってしまった。

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 サツキは村の人たちとメイを探すが見つからないので、お父さんに病院に行ってもらい、トトロにも助けを求めた。 トトロはすぐに猫バスを呼び、不思議な力でたちどころにメイのいる場所へ連れていってくれた。 そして、さらに猫バスは二人を、山の向こうの病院までひとっ飛びで運んでくれた。 窓から病室をのぞくと明るく笑うお父さんとお母さんの顔があった。 二人はお土産のとうもろこしを窓際に置き、一足先に家に帰るのだった。

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