『ふたり』

1990年~1999年
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「何いってんの、子供の癖に。」
「何いってんの、おばけの癖に。」

 日本公開:1991年5月11日
 製作国:日本
 製作:ギャラック、ピー・エス・シー、NHKエンタープライズ
 配給:松竹
 ジャンル:ファンタジー/青春
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 原作:赤川次郎
 監督:大林宣彦
 出演:石田ひかり、中嶋朋子、富司純子、岸部一徳、尾美としのり、増田恵子、柴山智加

 主題歌:『草の想い』  歌:中嶋朋子

 

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【 解 説 】

  赤川次郎の原作小説をもとに「新・尾道三部作」第1弾として発表したジュヴナイル・ファンタジー映画。 ときに繊細に、ときにポップに、和洋折衷の色をまとわせながら、少女の成長がつづられる秀作である。

 大林監督と音楽担当の久石譲がデュエットで歌う名曲『草の想い』も、当時映画ファンの間で大いに話題となった。

 これが映画デビューとなった石田ひかりは、その年の映画賞新人賞を総なめする好演を示し、本作のヒロインさながら女優としても大きくステップアップした。 突然事故死し幽霊となった姉に助けられて思春期を成長していく妹の姿を描く。

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【 内 容 】

  ドジでのろまな夢見る14歳の実加(石田ひかり)は、優しい両親と自分とは正反対のしっかり者の姉・千津子(中嶋朋子)に囲まれて幸せな日々を送っていた。

 ところがある朝、学校へ行く途中、忘れ物を取りに戻ろうとした千津子は、突然動き出したトラックの下敷きになって死んでしまい、その事故のショックで母・治子(富司純子)はノイローゼ気味になってしまう。
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 実加はけなげにも姉の代わりを演じようと、ひとり明るく振る舞うが、ある日、変質者に襲われかけた実加は、死んだ千津子の幽霊に助けられる。

 その日以来、実加が難関にぶつかると千津子が現れ、“ふたり”で次々と難関を突破してゆく。

【YOUTUBE】中嶋朋子~草の想い~

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