蘇る50年代。
日本公開:1986年4月26日
製作国:日本
配給:東宝
製作:角川春樹
ジャンル:ドラマ/青春
原作:栗本薫
監督:角川春樹
出演:野村宏伸、三原じゅん子、鹿賀丈史、倍賞美津子
主題歌:「LEFT ALONE」歌:マリーン
【 解 説 】
栗本薫の同名小説を原作に、角川映画10周年を記念して時の総帥・角川春樹が監督第3作としてメガホンを握ったハードボイルド超大作。 天才サックス奏者・矢代俊一の成長と、やくざの代貸・滝川との友情を描いた物語としての基本に変更はないものの、その結末をはじめ、ストーリーには大きなアレンジが加えられている。
また、過去に角川映画に出演したスターたちが、ワンシーンの顔見せや画面の隅にかろうじて映り込む程度のエキストラ的端役を含め大挙出演している。
同時上映は、原田喜和子主演の『彼のオートバイ、彼女の島』
【 内 容 】
大学のジャズ・サークルに所属する俊一は、本物のジャズの音を求め、大学生活と決別して場末のキャバレー〈スターダスト〉でサックスを吹いている。店の片隅にある指定席で、いつも決まって「レフト・アローン」をリクエストする男がいた。それは菊川組の代貸を務める滝川だった。滝川の暗殺計画をたまたま耳にした俊一が本人に知らせたため、計画を未然に防ぐことができた。こうして俊一は、徐々に組織同志の抗争やキャバレー従業員の人間関係に巻き込まれていくのだった。
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