『サード』

1970年~1979年
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都会へ出るために犯罪を犯し少年院へ。
それでも諦めずに走り続ける少年・・・

 

 

 

 

 

 

 

日本公開:1978年3月25日
製作国:日本
配給:ATG
ジャンル:青春
原作:軒上泊 『九月の町』
脚本:寺山修二
監督:東陽一
出演:永島敏行、吉田次昭、森下愛子、島倉千代子

【 解 説 】

  ふとしたことから少年院に入ることになった少年が、そこでさまざまな経験を通じて少しずつ大人へと成長していく姿を描いた青春映画の秀作。

 高校野球の3塁手として活躍していたサード。友人のIIBと女の子ふたりで、“どこか大きな町へ行こう”と話し合う。そのためにはお金が必要だと4人は売春を始める。 ある日ヤクザにつかまったサードは傷害事件を起こしてしまい少年院へ入れられてしまう……。

 大人になりきれない少年の焦りや苛立ちを、朴訥ながら永島敏行がみごとに演じている。

 

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【 内 容 】

 関東朝日少年院は三方を沼で囲まれている。鉄格子の中で、少年達は朝早くから点呼、掃除、食事、探索等の日課を黙々とこなす。 元高校野球の三塁手として活躍した通称サードもその少年達の一人であった。 しかし、数日前、上級生のアキラがサードの優等生ぶりが気に入らずケンカをしかけたため、二人は単独室に入れられていた。

 ある日、サードの母が面会にやってくる。退院後の暮しをあれこれ心配する母に、サードは相変らず冷淡な態度を示すのだった。 少年達が待ちこがれる社会福祉団体SBCがやってくる。

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