『チャイナ・シンドローム』

1970年~1979年
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もし、アメリカの原発で事故が起こったら・・・
核の暴走に伴う超高熱が原子炉を溶かし・・・
地中を溶かし・・・地球の内部を貫き・・・
そしてついにはアメリカの裏側の中国へ到達するだろう!!

 

 

 

 

日本公開:1979年9月
製作国:アメリカ
ジャンル:サスペンス
監督:ジェームス・ブリッジス
出演:ジェーン・フォンダ、ジャック・レモン、マイケル・ダグラス
受賞:第32回 カンヌ国際映画祭 男優演技賞

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【 解 説 】

  原発事故の恐怖をリアルに描いたマイケル・ダグラス製作、社会派ジェームズ・ブリッジス監督のサスペンス映画の秀作。

  全米公開時、国内で実際にスリーマイル島原発事故が起こったことで、一気に世界的注目を集めた問題作でもあるが、そのテーマ性は今も薄れるどころか、緊迫の度を増すばかりである。  劇中「ペンシルベニア州くらいの地域が被害を受ける・・・」という台詞があったため、事故を予言したようだと大きな反響を呼んだ。

  原発の内部告発を題材にした作品だが、堅苦しい社会派モノではなく、サスペンスをふんだんに織り込んだ陰謀劇に仕上げ、エンタテインメントたらんとしている所が潔い。

  原子炉の危機を訴える技師が発電所に篭城する終盤は、カンヌ国際映画祭男優演技賞を受賞した名優レモンの力演もあって迫力あるものになっている。

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【 内 容 】

 原発を取材中のTVキャスター(フォンダ)とそのクルー(ダグラス、バルデス)は偶然、事故の現場に立ち会うが、上からの圧力によってそのニュースはNGとなる。そして調査の後、運転を再開した発電所ではひとりの技師(レモン)が原発の欠陥を発見していた。

  

 その事を知ったTVキャスターは彼の協力を得て、この事件を世間に公表しようとするのだが……。

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