『マルサの女』

1980年~1989年
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2016_03_24_008

国税局査察部です。法人税法違反の嫌疑で強制捜査いたします。

日本公開:1987年2月7日
製作国:日本
制作:伊丹プロダクション
配給:東宝
ジャンル:サスペンス/ドラマ
監督:伊丹十三
俳優:宮本信子,山崎努,津川雅彦,大地康雄,桜金造
受賞:第11回日本アカデミー賞(1988年)
・最優秀作品賞
・最優秀主演男優賞(山崎努)
・最優秀主演女優賞(宮本信子)
・最優秀助演男優賞(津川雅彦)
第5回ゴールデングロス賞優秀銀賞、マネーメイキング監督賞

【 解 説 】

国税局査察部(マルサ)に勤める女性が、ラブホテル経営者を脱税で摘発するまでを描いた痛快娯楽作品の傑作。

伊丹本人は、本作制作の動機について、『お葬式』などのヒットによる収益を税金でごっそり持って行かれたために、税金や脱税について興味が湧いたため、と語っている。

当初制作側は内容が内容だけに当局の協力は期待していなかったが、実際は「どうせ作るなと言っても作ってしまうだろうから、それなら納税者に誤解を与えない様に正確な内容にして欲しい」と取材に協力的であったという。

実際、査察やガサ入れのシーンではマルサOBが監修に協力している。

 

「○○の女」と銘打った作品は後に4作作られる事になり、またそれとともに主演・宮本信子を日本を代表する演技派女優へと転進させた点で、今作は伊丹映画の路線を決定付ける記念すべき作品となった。

 

【 内 容 】

税務署の調査官・板倉亮子は脱税を徹底的に調べ上げるやり手。ある日、一軒のラブホテルに目をつけるがオーナーの権藤はなかなかシッポを出さなかった。

そんな時、亮子は国税局査察部に抜擢される。マルサと呼ばれる摘発のプロとして経験を積んでいった亮子は、上司の花村と組んで再び権藤と相対するのだった……。

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