『人間の証明』

1970年~1979年
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 「母さん、僕のあの帽子、どうしたでしょうね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

日本公開:1977年10月8日
製作国:日本
製作:角川春樹
配給:東映
ジャンル:ミステリー
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原作:森村誠一
監督:佐藤純弥
出演者:ジョージ・ケネディ、ジョー山中、松田優作、三船敏郎、岡田茉莉子、岩城滉一、ハナ肇

 

 

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【 解 説 】

  「犬神家の一族」に次ぐ角川春樹事務所製作第二弾作品。日本とアメリカを舞台に、戦後30年という歳月に刻まれたさまざまな人間の生きざまを描くサスペンス・ドラマ。

  映画公開時に用いられた有名な台詞「母さん、僕のあの帽子どうしたでせうね ええ、夏、碓氷峠から霧積へ行くみちで 渓谷へ落としたあの麦藁帽ですよ…」は西条八十の詩がオリジナルであり、劇中でも語られている。

 一冊の詩集と謎の言葉を残して死んだ、一人の黒人青年。物語は、日本各地と米国をまたに架けた壮大なスケールで展開。

現代に生きる様々な人々の悲しみと痛みが交錯しあい、複雑な人間模様を織り上げていきます。

 家族の絆とは? 国とは? 正義とは? 愛とは?
 人間にとって本当に大切なものは何なのか?

 「母さん、あの帽子どこへ行ったんでしょうね(Mama do you remenber?)」ジョー山中の歌う主題歌とともに流れる帽子が山中を飛んでいくシーンのスポットCMは美しいものでした。
 また、日本映画としては異例のNYロケ、話題に事欠かない作品でした。

 

 

【 内 容 】

 東京・赤坂の高層ホテルの、展望レストランのある最上階に到着したエレベーター内で、胸部を刺されたまま乗り込んできた黒人青年が死亡した。

 事件は殺人事件と断定され、麹町署に捜査本部が設置される。捜査を担当することになった麹町署の棟居弘一良刑事らは、被害者の名前がジョニー・ヘイワードであり、彼をホテルまで乗せたタクシー運転手の証言から、車中でジョニーが「ストウハ」と謎の言葉を発していたことを突き止める。

 さらにタクシーの車内からは、ジョニーが忘れたと思われるボロボロになった『西條八十詩集』が発見されるが…。

 

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