『千と千尋の神隠し』

2000年~2009年
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「トンネルのむこうは、不思議の町でした。」(糸井重里)

 

 

 

 

 

 

 

日本公開:2001年7月20日
製作国:日本
製作:スタジオジブリ
配給:東宝
ジャンル:アニメ
監督:宮崎駿
出演:柊瑠美、入野自由、夏木マリ、菅原文太、中村彰男、玉井夕海、神木隆之介、内藤剛志、沢口靖子、上條恒彦、小野武彦、我修院達也、大泉洋、はやし・こば
受賞:2002年、第52回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞(アニメ作品としてはじめて受賞)
    第75回アカデミー長編アニメ賞
    エランドール賞・作品賞、プロデューサー賞
    ゴールデンアロー賞・特別賞
    日本アカデミー賞・最優秀作品賞、会長功労賞、協会特別賞(主題歌)
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主題歌:「いつも何度でも」  作詞:覚和歌子  作曲:木村弓  歌:木村弓

【 解 説 】

  『となりのトトロ』を彷彿とさせる「日本人の原風景」を美しく表現しながら、『もののけ姫』に負けずとも劣らない深いテーマ性を、『魔女の宅急便』のようなわかりやすくケレン味あふれる物語で展開したこの作品は、「硬」と「軟」という宮崎監督の2面性がほどよくミックスされ、宮崎駿作品の集大成と言える出来栄え。 さらに、監督本人が「今回は若い人たちに大いに助けてもらった」と語っているように、従来の宮崎作品にはなかった「最近のアニメ」的要素が、脇役キャラの動かし方などの部分に感じられるのも意外な魅力となっている。  単なる一過性のヒットものではなく、長年にわたって称えられ続けるであろう傑作。

 宮崎駿監督が、友人の10歳の少女に見せたいという思いから作り上げた。

 

 

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【 内 容 】

 小学4年生10歳の少女、荻野千尋(おぎの ちひろ)はごく普通の女の子。夏のある日、両親と千尋は引越し先の町に向かう途中で森の中に迷い込み、そこで奇妙なトンネルの入り口を見つける。 入り口を見て嫌な予感がした千尋は両親に「帰ろう」と縋るが、両親は好奇心からトンネルの中へと足を進めてしまった。

 仕方なく後を追いかける千尋。 出口を出た先に広がっていたのは広大な草原の丘だった。 地平線の向こうには冷たい青空が広がり、地面には日本の古い家が埋まっていて瓦屋根が並んでいる。 先へ進むと誰もいないひっそりとした町があり、そこには食欲をそそる匂いが漂っていた。匂いをたどり両親は店を見つけ、そこに並ぶ神々の料理を食べ始めてしまう。 すると両親は豚になってしまい、一人残された千尋はこの世界で出会った謎の少年ハクの助けで、両親を助けだそうと決心する。

 八百万の神々が集う湯屋・「油屋」の経営者、湯婆婆に雇用を願い出ると湯婆婆は己の名前を奪い、「千」という新しい名を与える。 千尋は油屋の下働きとして働きながら、自分を苦しめる様々な出来事に遭遇しつつも、ハクや同僚のリンの助けを借りて、懸命に立ち向かい成長していく。

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