『彼女が水着にきがえたら』

1980年~1989年
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お洒落でスリルな海の宝探し

 

 

 

 

 

 

 

日本公開:1989年6月10日
製作:フジテレビジョン、小学館
配給:東宝
ジャンル:ラブ・ストーリー
監督:馬場康夫「ホイチョイ・プロダクション」
出演:原田知世、織田裕二、伊藤かずえ、竹内力、田中美佐子
テーマ曲:サザンオールスターズ「さよならベイビー」
挿入歌:サザンオールスターズ「ミス・ブランニュー・デイ」「思い過ごしも恋のうち」

【 解 説 】

 『私をスキーに連れてって』、『波の数だけ抱きしめて』とともに、1980年代後半から1990年代前半にかけてのバブル景気時代に公開された、ホイチョイプロダクションズ原作の『ホイチョイ3部作』の第2作。

 マリンスポーツをテーマにし、湘南エリアと東京湾内を中心にロケが行われた。 バブル景気絶頂期の作品らしく、広告代理店の電通が中心になって行った、プロダクトプレイスメントを目的とした企業タイアップが非常に多いのが特徴である。

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内 容 】

 朝鮮戦争時、ある韓国人富豪のチャーター機「ドラゴンレディ」が、宝石を積んだまま相模湾上空で墜落し海底に沈んだ。

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 22歳のOL・田中真理子と同僚の恭世はゴールデンウィークに金持ちのプレイボーイ・山口に誘われ、豪華クルーザーのアマゾン号に乗り込んだ。目的はスクーバ・ダイビングである。

 翌日二人は三戸浜沖の海底でドラゴンレディを見つけたが、深く潜りすぎて、ヨットのツバメ号を操る年輩の大塚と若い吉岡に助けられた。その晩、アマゾン号のパーティで二人は突然襲ってきた大塚らに連れ去られるが、これはアマゾン号とツバメ号の恒例の女の子争奪ゲームだった。

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 ふとしたことから真理子が海底の飛行機のことを話すと皆はびっくり、山口と大塚はその宝探しのライバルだったのだ。真理子と吉岡はお互いに好意を持つが、なかなか素直に心を打ち明けることができない。大塚が何者か怪しいパワーボートに襲われて入院。その間に飛行機も引き上げられてしまった。真理子と吉岡は「山口の仕業に違いない」と腹を立てるが、犯人は恐るべき第3の敵だった。

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 しかし、宝の箱は流されて別の場所にあり、その韓国人グループの手にも渡っていなかった。宝が見つからず腹を立てた一味は海に潜った真理子と吉岡が奪ったとにらみ、二人を追いかけ始めた。ジェット・スキーなどで逃げる真理子と吉岡は、間一髪のところで、裕子のヘリコプターに無事救出されたのだった。

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