『春琴抄/山口百恵』

1970年~1979年

714OB5ukfnL._SL1000_あなたの愛と美しさを永遠に灼きつけた
私の目はもう何も見る必要はありません
金色に光る鋭い針の先が二人を残酷なまでに哀しい
愛だけの世界へ導いた

 

 

 

 

 

 
日本公開:1976年12月25日
配給:東宝 
ジャンル:文芸/ドラマ
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原作:谷崎潤一郎
監督:佐藤純弥
出演:山口百恵、三浦友和、中村竹弥、風見章子、井原千鶴子、榊原郁恵
【 解 説 】

 山口百恵&三浦友和コンビ、第5作目。

 明治のはじめ、大阪の菜種問屋の娘であり、9歳で失明したお琴と、ときに彼女のわがままに耐えながらも影となって献身的に仕えていく佐助。 倒錯的ともいえる2人の究極の純愛を、山口百恵&三浦友和が見事に演じきっている。 百恵の感情をあらわにした「動」の演技と、三浦のひたむきな「静」の演技の対比の妙が見事!

 耽美派の原作に沿いつつも、一方では若々しさを見失わない演出を施している。佐藤勝による美意識に満ちた音楽も、すばらしい効果をあげている。

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【 内 容 】

 明治のはじめの大阪道修町。軒をならべてにぎわう薬種問屋。

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 その中の一軒、鵙屋の次女お琴は、九つの春に病がもとで失明して以来、一心に琴の修業を続けている。
 

 丁稚の佐助はそんなお琴の身のまわりの世話を、一人でまかされていた。

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 お琴の教えるままに佐助は三味線のけいこをするようになった。

 そんなある日、突然激しい地震が鵙屋をおそった。 必死にお琴を救った佐助と、お琴の間には、愛が芽ばえ、はたの者のはかり知ることのできない、不思議な生活が生まれた。

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 やがて一つの奇妙な事件が持ち上がった。お琴が子を宿したのだ。 激しくつめよる主人に佐助は、かたくなに答える。  「わて、何も知りまへん」。 お琴もまた、血相を変えて母にくってかかった。  「佐助は奉公人でっせ、わての弟子でっせ」。 結局、この子は父親の知れぬまま、さる人にもらわれていった。

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 そうこうするうちにお琴の身に、あいついで大きな不幸がおとずれた。 父・安左衛門が死に、その死に誘われたように、師匠・春松検校もまた他界していったのだ。 お琴は、師匠に生前から許されていた春琴の名をかかげ、佐助ともども新居に移った。

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