私の家には死体がいっぱい!
日本公開:1984年5月26日
製作国:日本
配給:東映
製作:角川春樹
ジャンル:サスペンス/ミステリー
原作:赤川次郎
監督:井筒和幸
出演:渡辺典子、太川陽介、伊武雅刀、浅香光代、前田武彦
主題歌:「晴れ、ときどき殺人(キルミー)」歌:渡辺典子
【 解 説 】
角川三人娘のひとり、渡辺典子が主演した、赤川次郎原作のミステリー。
監督は井筒和幸で、テンポの良い、はずむような演出を披露。渡辺典子の代表作と言える出来となった。
丸山昇一の脚本の、本気とも冗談ともつかないセリフの応酬を渡辺典子と太川陽介が自在に操り、独自のリズムが楽しめる快作となった。 犯人は誰か?という関心よりも、むしろそうした会話の妙こそが本作を引き立てる。
【 内 容 】
アメリカ留学から帰国した北里可奈子は、死の間際に母の浪子から衝撃的な告白を受ける。コールガール殺人事件を目撃した浪子は、娘を殺すと脅迫されたため、無実の人間に罪を着せ自殺に追い込んでしまったのだという。真犯人は北里家の身近な人間だというが、その名を告げる前に息を引き取ってしまった。浪子の通夜が行われ、北里産業の雇われ社長の円谷、その息子で可奈子に結婚を迫る正彦、無表情で得体の知れない社長秘書の水原、主治医の菊井など、怪しい人間が続々と現れるのだが…。
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