『犬神家の一族/1976』

1970年~1979年
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「金田一さん、事件です!」

 

 

 

 

 

日本公開:1976年10月16日
製作国:日本
製作:角川春樹 
配給:東宝
ジャンル:ミステリー

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原作:横溝正史
監督:市川崑
出演者:石坂浩二、高峰三枝子 、草笛光子、あおい輝彦

 

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【 解 説 】

  この映画の前後して角川書店は、角川文庫で横溝正史フェアを開催。横溝正史ブームとなりました。 横溝正史の「おどろおどろしい」前時代的な探偵小説は新鮮な感覚で多くの人の支持を集めました。

 監督の丁寧な作りと石坂/金田一探偵のコンビはこの後いくつかの横溝正史映画へと続きます。 また、テレビでも何人かの金田一探偵が誕生しました。

 

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【 内 容 】

  昭和2×年2月、那須湖畔の本宅で信州財界の大物・犬神佐兵衛(いぬがみさへえ)が莫大な遺産を残してこの世を去った。佐兵衛は生涯に渡って正妻を持たず、それぞれ母親の違う娘が3人いたが、彼女たちは皆、遺言状のことばかりを気にしていた。唯一、佐兵衛の死を悼んでいたのは、彼の恩人野々宮大弐(ののみやだいに)の孫娘で佐兵衛もかわいがっていた珠世(たまよ)であった。

同年10月、金田一耕助は、犬神家の本宅のある那須湖畔を訪れた。犬神家の顧問弁護士を務める古舘恭三の助手・若林豊一郎から「近頃、犬神家に容易ならざる事態が起こりそうなので調査して欲しい」との手紙を受け取ったためであった。どうやら若林は佐兵衛の遺言状を盗み見てしまったらしい。しかし耕助と会う直前、若林は何者かによって毒殺されてしまう。

そんな中、佐兵衛の遺言状は古舘弁護士によって耕助の立ち会いのもと公開されるが、その内容は

「相続権を示す犬神家の家宝“斧(よき)・琴(こと)・菊(きく)”の三つを野々宮珠世に与え、遺産は珠世が佐清(すけきよ・長女松子の息子)、佐武(すけたけ・次女竹子の息子)、佐智(すけとも・三女梅子の息子)の3人の中から婿に選んだ者に与える」

という相続争いに拍車をかけるようなものであった。3姉妹の仲は険悪となり、やがて佐武が惨殺され、直前に佐武と会っていた珠世に容疑が向けられることとなる。

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