ゆとり世代

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小中学校において2002年度、高等学校において2003年度に施行された学習指導要領(いわゆるゆとり教育)で育った世代(1987年4月2日-2004年4月1日生まれ)。

ゆとり世代の文化・特徴

 情報化社会の急速な発展の中で成長した世代で、幼少期にはポケットベルやPHSが登場し、学齢期には携帯電話の普及率が上昇、飽和化し、インターネットも爆発的な発展をとげ、メールをはじめmixi、twitter、Facebookに代表されるSNSやソーシャルネットワークがコミュニケーションツールとして完全に定着した。通信端末の所持が不可欠な世代である。

音楽においては主に1990年代、2000年代の影響を受ける。ただ音楽シーンにおける趣向、ジャンルの多様化、音楽メディアやインターネットの発達(デジタル・ダウンロードなど)などの影響もあり多彩な影響を受けている。

バブル経済崩壊のあとに長らく続く経済停滞の風潮を受け、戦後の経済成長期の世代と比較すると堅実で安定した生活を求める傾向があり、流行に左右されず、無駄がなく自分にここちいいもの、プライドよりも実質性のあるものを選ぶという消費スタイルをもっている。 また、就職においては、厳しい就職状況から企業選択の視野が広がっており、女性では専業主婦を希望する人も多い。

レジェンダ・コーポレーション株式会社の入社後の意識調査によると、社会人になったゆとり世代の人間の中には、自分たちが「ゆとり世代」である、と認識しているものもいる。

成長過程

幼少期

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  ゆとり世代はバブル景気、バブル崩壊後に生まれており、物心がついたころにはバブルが終わり、好景気をほとんど知らない世代である。1980年代生まれのゆとり世代に関しては、幼少期に1990年代前半のバブルの余韻を目にしたもの、小学生のころに山一證券や北海道拓殖銀行の破綻をニュースで知り、平成不況の影響を受け、リストラや100円ショップやユニクロに代表されるデフレを象徴する大量消費を知りながら育っている。

学生時代

   公立学校においてゆとり第一世代(1987年度生まれ)は小学校入学時(1994年度)には第二土曜日のみが休みであったが、翌年(1995年度)から第四土曜日も休みになったため、ゆとり第二世代(1988年度生まれ)以降は第四土曜日も休みであった。さらに、2002年度からは全ての土曜日が休み(学校週五日制)となり、1995年度生まれ以降は、土曜日の授業が基本的になくなった。

2002年度からゆとり教育に変更され、それによって、2006年から大学入試の基準が変更となった。センター試験では、リスニングが追加された。また、この世代以降、薬学部薬学科が6年制教育となった。なお、ゆとり第一世代(2006年高校卒業)は、大学・短大への進学率は約52.3%であり、1990年(36.3%)と比較すると進学率は高くなっている。 なお、2011年度から脱ゆとり教育に変更され、それによって、2016年からの大学入試の基準が変更される予定となっているが、2016年から難易度別に2種類の問題にすることや、2018年はセンター試験を廃止することを検討したり、大学入試の改革を進める動きがある。

就職活動期

  ゆとり世代は順当に進んだ場合、2006年以降に高校、2010年以降に大学を卒業する。 2006年から2008年にかけて、一時的な景気の回復により、2006年から2009年に卒業して就職した者(ゆとり第一世代の高校・短大・専門学校卒など)には売り手市場の恩恵を受けた者もいるが、サブプライムローン問題に端を発する世界的な金融危機などの要因による急激な景気悪化により、ゆとり第一世代周辺の就職状況は厳しくなった。

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