千代田生命、経営破綻

2000年~2009年
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 2000年10月8日、更生特例法の適用を申請し経営破たん(従業員1万3013名)。

 

 

 生命保険会社としては金融機関等の更生手続の特例等に関する法律(金融版会社更生法)申立の第1号。

 負債は保険契約に基づく準備金が約2兆6413億円、同準備金以外の債務が約2953億円の合計約2兆9366億円となり、戦後最大の倒産になる。

 破綻のきっかけは、株式の含み損や為替差損の増大が原因だが、再建のためにドイツ大手保険会社アリアンツなどの提携や東海銀行の資金援助を進めていたにもかかわらず、どちらも見込めなくなったことがきっかけとなった。

 破綻後、米国大手金融グループであるAIGに買収され現在はAIGスター生命保険株式会社として営業。

 その後プルデンシャル・ファイナンシャルが買収した事に伴い2012年1月にジブラルタ生命保険へ吸収合併され、同社に承継されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

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