4月14日21時26分、熊本県熊本地方を震源とするM6.5の地震(前震)が発生。熊本県益城町で震度7を観測した。
気象庁が1949年(昭和24年)に震度7の震度階級を設定して以降、日本国内における震度7の観測は、2011年(平成23年)3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に続いて4回目であり、九州地方では初の観測であった。
4月16日1時25分頃には、熊本県熊本地方を震源とする、M7.3の地震(本震)が発生。熊本県益城町と西原村で震度7を観測した。M7.3 は1995年(平成7年)に発生した兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)と同規模の大地震である。これらの地震を含めた熊本地方における一連の地震活動は、布田川・日奈久断層帯の活動によって引き起こされたものと考えられている。
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