創刊:1976年6月
価格:780円
出版社:平凡出版(現在のマガジンハウス)
“Magazine for City Boys”というサブタイトルで創刊された。
当時の男性誌の世界を一新する、新たな世界観を若者に植え付けた雑誌として現在でも知名度の高い雑誌である。
それまでの日本の若者が持っていた生活常識までをも変えてしまうほどの影響力を示し、私なども当時はミーハーでしたので、すぐに影響されてしまい、昨日まで“コンチ派”などと言い張っておきながら、いきなり今日から“サーファー派”で原宿を友人と歩いておりました。
1976年頃の原宿・表参道は、“歩行者天国”が実施されたことも伴って、“コンチ派”、“アイビー派(VAN派からの波及?)”、そして“ロンドン・ブーツ派(ヘビメタ派)”の中に混じって、スケート・ボードとフリスビーを持った“サーファー派”の若者たちがこぞっと出現し、一種異様な雰囲気をかもし出しておりました。
当初は月2回女性誌のan an別冊Men’s an an POPEYEとして、コラム・マガジンとしてスタートした。 『気分は○○』、『スグレモノ』、『○○大好き少年!』など、ここから生まれた言葉も数多い。
80年代から90年代からはファッションやセックス・サブカルチャー・ライフスタイルを紹介し、同じく集英社のメンズノンノや講談社のホットドッグ・プレスとともに、人気男性誌としてリーダーマガジンとなった。アメリカ西海岸のスタイルを日本に初めて紹介したことでも知られる。
その後、何度かリニューアルを重ねて、現在は20代前半のファッションマガジンとして情報を発信している。
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