女性ファッション雑誌 創刊
発行:1970年3月20日
価格:160円(当時)
平凡出版(現マガジンハウス)が毎週水曜日に発行する女性週刊誌・ファッション雑誌。 誌名は創刊当時モスクワ動物園で飼育されていたパンダの名で、一般公募で選ばれた。 男性向けファッション誌平凡パンチの女性版として創刊、60万部売上。
翌年創刊された『non-no』とともに、女性向け情報誌として人気に。両誌による街や観光地特集や反響を呼び、雑誌片手に各地に押し寄せる読者たちは「アンノン族」と呼ばれ多くのファッションの流行を産んだ。
創刊時の発行回数は月2回だったが、1979年5月に月3回へ変更。 さらに1981年8月には週刊化し当初は金曜日発売だったが2001年8月22日発売の1279号から水曜日に変更、現在に至る。
高校を卒業した10代~20代をターゲットに発刊された雑誌。
80年代に、今でいうデザイナーブランドの服を身にまとい、太い眉毛のしっかりメイクをほどこしたモデルが、カメラマンと一体となって誌面で「アート」を表現するスタイルが話題に。
元『Olive』編集長で、長年『anan』の編集長を務めていた淀川美代子(淀川長治の姪)が現在編集長を務める『GINZA』は、さすが同DNAを受け継いでいるだけあって、当時の『anan』をほうふつとさせるものがある。
「デザイナーズブランド」「カラス族」「刈り上げヘア」「ハウスマヌカン」などというファッション系の流行語を数多く生み、また「スタイリスト」という仕事に初めてスポットを当てた。
90年代に、男性や女性のヘアヌード写真を掲載して話題を呼ぶ。
現在は、ファッション・メイク、恋愛・セックス、ダイエット、映画、占い、マナーなど、20代の女性に関連する多くのテーマを扱う。 また、グラビア誌としての性格もあり、旬の俳優・アイドル・タレント・スポーツ選手などを男女問わずに特集。 多くは表紙を飾る。 また、時代にあったイラストを掲載し続けている。
毎年「抱かれたい男性芸能人」「抱かれたくない男性芸能人」のベストテンを発表しており、男性からの認知度も高い。
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